【取組紹介】中堅スーパー共同物流センターの提案

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サン インテルネットが、神奈川県内に店舗を有する複数の中堅スーパーに対し、「連合共同センター」の提案を行い、設立したのが「厚木第二センター」です。元々はどこにでもあるような低床式の倉庫でしたが、食品物流もできるよう4温度管理できる高床式倉庫に大改修を実施。ここをスーパーの共同配送センターとして稼働させ、共同仕入れによる原価低減、物流センターの共同利用、共同配送によるコストおよび環境負荷の低減を目指しました。

基本コンセプトや提案のポイントは、「物流の共同化と同時に商流も共同化し、競争力を強化していく。このため仕入れ価格などもオープンにしていく」「仕入れの共同化を図る」「センター業務を共同化する」「ナショナルブランド商品(NB品)は、仕入れ価格が最安値のベンダーから仕入れ、独自性を持つプライベートブランド商品(PB品)の開発も容易になる」などでした。

センター業務の効率化により、配送車両が減ることで、物流コストの削減だけでなく、環境負荷の軽減も期待できることから、国土交通省の「物流総合効率化法」の認定を受けました。既存施設としては全国初の認定となりました。